頭皮の血行を促進

育毛剤で髪の色が黒くなるといわれていますが、本当ですか?

よく育毛剤の使用を続けていたことで、髪の色が黒くなったと言う話を耳にすることがあります。
これは、本当なのでしょうか。
詳しく解説する前に、なぜ髪の色が黒くなるのかについてご紹介していくことにしましょう。

髪の毛を作っているのは、毛母細胞だといわれていますが、出来立てほやほやの髪の毛は無色です。
では、なぜ黒くなるのかといいますと、メラノサイトと呼ばれる色素細胞がメラニン色素を生成するからです。
色素細胞は、新しい髪の毛が生え始め、古い髪の毛が抜け落ちていく成長期にメラニン色素を生成しますが、生活習慣や食生活の乱れ、ストレス、加齢などの影響を受けると徐々に生成されなくなっていきます。

ようするに、抜け毛や薄毛の原因とほぼ同じなのです。
加齢によるメラニン色素の現象は、老化現象によるものですので致し方ありませんが、老化現象以外の原因によるメラニン色素の減少は、改善していくことができます。
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。
それは、ヘアサイクルと呼ばれる毛周期を、健康な状態へと戻すということです。

毛周期が健康な状態に戻ると、必然的に健康な髪の毛が増えていきますので、メラニン色素が通常通り分泌され、コシのある元気な黒髪が徐々に増えていきます。
ちなみに、育毛剤を使用することでも、毛周期を整えることができるといわれていますので、結果的にメラニン色素が正常に生成されるようになり、黒髪が増えることにつながっていくのです。
以上の理由から、育毛剤の使用を続けていくと、髪の色が黒くなっていくというのは本当だと言うことになります。

ただし、誰にでも当てはまるわけではありません。
なぜなら、加齢によるメラニン色素の減少は、育毛剤を使用しても補うことができないからです。
毛周期を整えることで、健康な髪を取り戻したり、発毛を促すことは可能ではありますが、ある程度の年齢に達すると黒髪を取り戻すという効果は望めなくなりますので、その点は理解しておいた方が良いでしょう。